○荏原町庚申塚
庚申信仰により地元の人々が供養のために建てた石塔を大切に納めたお堂。
荏原町の庚申様と地元の人々に親しまれ縁日や庚申祭りが行われている。

＜品川区指定文化財・史跡第22号＞
○天明三年銘道標
・荏原町商店街の中にある庚申供養塔（昭和25年＝1950　造立）のお堂の脇にある。高さ1.15メートル、幅28.5センチメートル、厚さ13.5センチメートルの安山岩でできた駒型の道標で、正面に「是より右うの木光明寺道　左池かミ道」と記されている。
・左側面の銘から天明3年（1783）に建てられたものであることがわかる。
・中原街道と池上道を結ぶ中通りと、上池上の久す原を通り、下丸子で池上道と合流して平間に行く旧道の分岐点に建てられたもの。