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不昧公が結んだ、大崎と松江の縁

・資源No:1006
・分類:学ぶ(歴史・史跡)
・地域:大崎地区
・住所:北品川5丁目周辺
・最寄駅:大崎駅

 ■資源プロフィール

松江藩松平家の下屋敷の一つが、現在の北品川5丁目あたりにありました。
松江藩松平家は徳川家康の次男を祖とする大名で、この大崎下屋敷を手に入れたのは、松江藩松平家七代藩主・松平治郷(不昧公)でした。
不昧公は江戸時代の代表的な茶人です。そして、不昧公と称される大名茶を完成させました。
 文化三年(1806年)隠居した不昧公は大崎下屋敷に住み、名器蒐集とお茶三昧の余生を送り、ここに地形を生かした庭園と共に趣向を凝らした11もの茶室を作り、一大茶苑となりました。これは日本で初めてのテーマパークであるとも言われています。
 茶道三昧の晩年を送った不昧公ですが、文政元年(1818年)68歳で大崎下屋敷で亡くなりました。
 こうしたことから品川区大崎と島根県松江市はとても深い縁で結ばれています。2007年から2011年までの5年間松江市では「松江開府400年祭」として様々なイベントを展開しています。
「しながわ夢さん橋」にも毎年参加し、交流を深めています。
※出典元:松江開府400年祭PRプロジェクトチラシ

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