しながわ百科
天保二年銘道標
・資源No:386
・分類:観る(歴史・史跡)
・地域:荏原地区
・住所:中延・5-12-8
・最寄駅:荏原町駅
■資源プロフィール
<品川区指定文化財・史跡第15号>
・天保2年(1831)に、下中延村の題目講中の人々によって建てられたもの。
・高さ95センチメートル、一辺が約25センチメートルの角柱型。風化が著しいが、四面にそれぞれ、「左品川道」「南いけかみミち」「せんそくおくさハ道」「北めくろみち」という文字が読みとれる。十字路にあって四方の行き先を示す道標は、江戸時代後期の典型的な形である。それぞれの行き先の表示から見て、原位置とほば同じ場所にあると推定される。
・東海道を南品川宿で分かれて大井を通り、千束で中原街道に合流する道と、中原街道を平塚橋で分かれて馬込を通り、新井宿で池上道と結ぶ道の交差点にあった。
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