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□ 資源No : 74 □ 分 類 : 観る(歴史・史跡) □ 地 域 : 大崎地区 □ 最寄駅 : 五反田駅 □ 住 所 : 東五反田1-2-33 □ 電 話 : 03-3441-2331 |
■ 観光資源のプロフィール
■祀り神:日本武尊(やまとたけるのみこと)
■神格:武神・農業神
■神徳:文運上達・出世・開運招福・除災厄除
「雉子丿宮」の名で親しまれている古い神社(文明年間=1469〜87の創建と思われる)で、かつて上・下大崎村、ややま谷山村の鎮守。江戸時代までは「大鳥大明神」と呼ばれていた。3代将軍徳川家光が鷹狩りをしていたとき、1羽の白いキジがこの神社に逃げ込んで見えなくなったことから、家光が神社の名を「雉子丿宮」と呼ぶよう命じたと伝えられる。
昔は境内にカエデが多く、紅葉の季節には多くの参詣人があったといわれる。
平成6年(1994)に境内に大きなビルが建ち、社殿はその1階部分に改築された。
<品川区指定文化財>
○雉子神社のイチョウ(天然記念物第5号)
推定樹齢150〜200年、樹高約18m、幹の周囲4mで境内の中心的存在となっている。
○雉子神社祭礼幟(有形民俗第25号)
木綿布の中央に大きく「雉子宮大明神」と社号を染めぬいた幟で、黒・朱・藍・茶など、複数の色で染められている。
享和3年(1803)に、上・下大崎村、谷山村の3村の氏子が奉納したもので、祭礼とき境内入口に立てられえたもの。この風習は、江戸時代から明治時代にかけて広く行われたが、19世紀初頭の幟が残されている例は珍しい。
○雉子神社文書(古文書第3号)
・神事に際して風折烏帽子と狩衣の着用を許可した神道裁許状や、江戸時代(1603〜1868)末期の共同体規制下にあった村民の信仰生活を記した「年行事留帳」などの史料。
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