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品川神社(しながわじんじゃ)

・資源No:34
・分類:観る(歴史・史跡)
・地域:品川地区
・住所:北品川3-7-15
・最寄駅:新馬場駅
・電話:03-3474-5575
・備考:しながわ百景No.009

 ■資源プロフィール

北品川宿の鎮守。6月の品川神社例大祭は「北の天王祭」と呼ばれ53段の階段を神輿が上り下りする。境内には宝物殿や神楽殿、板垣退助の墓富士塚(擬似富士登山が出来る)がある。
・東海七福神の大黒天に指定されている。
・昭和57年(1982年)10月1日都民の日制定30周年を記念して募集した都民の投票により第五位に入選「新東京百景」と指定された。「新東京百景」記念碑より
・縁起物:(寶船¥3000)東海7福神の各神社で受けられる小さな素焼きの福神を寶船に乗せれば7福神寶船が完成する。

新春餅つき大会(行事)
1月2日 10:00〜14:00頃まで
毎年品川神社氏子青年会が開催している恒例行事。50sもの餅がつかれ、参拝客に振舞われる。
時間によって巫女さんも餅をつき、多くの参拝客が撮影している。また、一般の参拝客も餅をつくことができる。
境内ではお囃子が演奏され、正月気分が満喫できる。

大祓(行事)
半年に一度、紙製の人形(ひとかた)といわれる(男性が青、女性が赤)ものに息を3回吹きかけ、罪穢れを体になで移し、神社に納めるという行事。
6月30日と12月31日に行われるが、特に6月は鳥居に茅の輪が付けられ、8の字に茅の輪を3回くぐる「茅の輪くぐり」が行われる。
当日午後7時に、品川神社役員が集まり、本殿にて「大祓詞(おおはらえのことば)」という祝詞を全員で奏上した後、太太神楽が奉納される。
また納められた人形は、後日品川神社神職や役員によって「形代流し」の神事が執り行われ、品川沖の海に流される。

■階段下 石鳥居
左右に昇り龍下り龍の彫刻を施した階段下の石鳥居は、大正から昭和初期にかけて北品川宿で栄えた料亭三徳家(さんとくや)の主人赤村徳次郎大正14年(1648)に寄進したもの。

■阿那稲荷神社「上社」「下社」
下社には一粒万倍の泉がある。この泉でお金を洗い、地元商店街にて使用すると、後に万倍になって戻ってくるといわれる。鎌倉の銭洗い弁天と同様なもの。
暦に、一粒万倍日というのがあるが、その日にお参りをしてお金を洗うほうが、よりききめがあるのだろうか?

1.品川神社石造鳥居並水盤(指定文化財)
建造物第1号 S53.11.22日指定
鳥居水盤ともに慶安元年(1648)東海寺を建立した三代将軍徳川家光の側近、堀田正盛の寄進。

2.品川神社石造灯籠(指定文化財)
建造物第2号 S53.11.22日指定
慶安元年(1648)の造立。境内左手の浅間神社の参道に建っているが、もとは本社の参道に建っていた。後藤八郎兵衛光利と亀岡久兵衛政重の寄進。

3.神輿(指定文化財)
工芸品第3号 H1.3.14日指定
高さ1m36p、屋蓋の軒張りが1m48pの屋根の上に鳳凰を置く鳳輦型で、屋根の正面には葵紋が彫り込んである。江戸時代(1603〜1868)前期の制作。

4.品川神社文書(指定文化財)
古文書第7号 H11.2.23日指定
天正11年(1583)から明治5年(1872)に至る文書。神社の由緒や絵図、神社と地域の関わり、幕府や明治政府とのさまざまな応答、天王祭太太神楽のことなどが記されおり、品川の歴史や神社史を知る上で貴重

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