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太太神楽・品川神社

・資源No:736
・分類:観る(歴史・史跡)
・地域:品川地区
・住所:北品川3-7-15
・最寄駅:新馬場駅
・備考:しながわ百景No.011

 ■資源プロフィール

品川神社大祭と4月15日に奉納される「太太神楽」は東京都の指定文化財。(無形民俗文化財)
楽師の奏でる音にあわせて、江戸時代から伝わる古い面をつけた舞人が12座の舞を演じる。

<参考資料>品川区教育委員会
品川神社の太太神楽は東京都の無形民俗文化財に指定されています。戦国時代の元亀年間(1570〜73)からおこなわれていたと伝えられていますが、はっきりとはしていません。慶長5年(1600)、徳川家康が関が原の戦いに出陣したとき、太太神楽を奉納し、神面(天下ひとなめの面)を寄進したという伝承があります。古い狐の面(天狐)が品川神社に所蔵されているところから、中世において、その祖型があったと考えられています。

 この太太神楽は、舞人3〜4人、楽師3人で、演目として「四方拝の舞」、「翁の舞」、「花鎮の舞」など12座があります。拍子には、「品川打ちならし」「恵牟舞 (えんぶ)」「品川拍子」「鎌倉拍子」など7つの拍子があります。そのなかでも「品川拍子」に特色があり、品川神社の太太神楽は「品川拍子太太神楽」ともいわれています。

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