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上神明天祖神社

・資源No:718
・分類:観る(歴史・史跡)
・地域:荏原地区
・住所:二葉4-4-12
・最寄駅:中延駅
・電話:03-3782-1711
・備考:しながわ百景No.088

 ■資源プロフィール

■祀り神:天照大御神(あまてらすおおみかみ)
■神格:太陽神・総氏神・皇祖神
■神徳:学業成就・国家安穏など

・かつての上蛇窪村の鎮守。下蛇窪にも下神明天祖神社(二葉1-3-24)があり、もとはひとつの社であったものを上・下蛇窪村、それぞれの鎮守として分祀したものという説もあるが、はっきりしない。

・江戸時代(正保年間西厂1644年)頃にはすでに上、下神明に分かれていたとの史実に基き、昭和五十八年に鎮座340年祭、平成五年には350年祭が執り行われ、平成十五年には鎮座360年奉祝大祭の記念行事が行われた。

■荏原七福神 弁財天(愛情と智慧を授け富貴開運をもたらす神)
・弁天様は白大蛇4匹に囲まれた本殿右にある社殿に入っている。この弁天社には白蛇伝説の由来がある。
【白蛇伝説】
鎌倉時代に、社殿左側に清水が湧いていて白い大蛇が住んでいた。あるとき旧家の森田友吉氏の夢枕に白蛇が現れ、「1日も早くもとのすみよいところに帰してほしい」と懇願した。森谷氏は宮司に頼んで弁天社を建てることに決め、石窟に石祠を造って白蛇を詞ったと伝えられる。「厳島弁財天大神」という社務所にスタンプがある。

■上神明天祖神社の弁天池(白竜池)
上神明天祖神社は古くは蛇窪と呼ばれた地に鎌倉末期に創建されたと伝わる古社。伝承によれば、当時、境内の本殿左手に清水の湧き出る洗い場があり、白蛇が棲んでいたが、いつしか洗い場がなくなり、白蛇は現在の戸越公園にある池に移ったという。その後、地元の旧家森谷氏の夢枕に白蛇が現われ「元の場所に帰してほしい」と告げたため、伝え聞いた宮司が境内に池を掘り、中の島に祠を建てて白蛇を祀ったと言い伝えられている。

 現在の池は本殿右奥に昭和29年につくられたもので、厳島神社に弁財天を祀っている。ここは荏原七福神の弁財天に定められ、白蛇や白龍弁天様を守っている。
(出典 行け!行け!探訪!東京の池と水門 品川の池)

■上神明天祖神社 七夕祭り(7月上旬)
境内の“白蛇の祠”がパワースポットとして知られる神社。期間中は、七夕笹飾りが美しくライトアップされ、幻想的な雰囲気に。
(しながわ百景ウォーキングマップより引用)

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