・明治から昭和にかけて製薬業で活躍した星一が、昭和16年(1941)に設立した星薬学専門学校を前身とし、昭和25年(1950)に星薬科大学となる。
・星一(1873〜1951)
福島生まれ。21歳のときにアメリカに渡り、働きながらコロンビア大学に学ぶ。
帰国後、湿布薬の製造を手始めに製薬業を起こし、明治44年(1911)に西五反田に星製薬を設立。
現在の東京卸売センターのところにあった星製薬の工場は、鉄筋4階建て、従業員数3,000人という大きなもので、当時、東京名物に数えられた。
全国に特約店の組織を作り、その店主・子弟の教育のため、大正12年(1923)、星商業学校を設立。
星薬科大学=
http://www.hoshi.ac.jp/home/index.html○星薬科大学講堂
・大正13年(1924)建築。F.L.ライトの弟子のレーモンド(1888〜1976チェコ生まれの米国の建築家)の設計。
・丸屋根で、内部は階段がなく、螺旋状の廊下で上り下りするようになっている。
○星一資料室
・本館内に故人の遺品を集めた資料室がある。見学には事前申し込みが必要。
○桜と銀杏並木
中原街道入り口の桜並木、校門から続く銀杏並木がきれい。
・薬用植物園(資源623)
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