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清光院/奥平家墓域 

・資源No:420
・分類:観る(歴史・史跡)
・地域:品川地区
・住所:南品川4-2-35
・最寄駅:新馬場駅
・電話:03-3474-8890
・備考:しながわ百景No.036

 ■資源プロフィール

臨済宗大徳寺派
・もとは東海寺の塔頭のひとつだったが、明治維新以後独立。
・江戸時代初期の慶安3年(1650)に、肥後国字土藩(熊本藩支藩)の藩主、細川行孝が母を開基として建立したと伝えられる。

○奥平家墓域<品川区指定文化財・史跡第5号>
・奥平家は徳川家譜代の大名で、初代定昌(のち信昌と改名)は徳川家康の長女亀姫を妻とし、美濃国(現岐阜県)に10万石を領した。
 その後、何度かの転封ののち、豊前国(現大分県)中津藩主となっている。
・清光院に墓所を定めたのは4代昌能のときで、以後代々の藩主らが葬られている。
・瓦積の土塀に囲まれた598uの墓域は都内の大名墓域としては有数の広さで、慶長19年(1614)に没した二代からの墓石88基がある。奥平家は譜代大名で、中津(大分県)藩主であった。
・なかには3メートルを超える巨大墓もある。

○永井家墓所
・永井家ほ摂津国(現大阪府)高槻藩主。
・49基の墓碑があり、2代直時以降、昭和にいたるまでの当主・夫人等が葬られている。

○能楽の金春、大蔵両家の歴代の墓。

○利休居士石浮図
・茶道江戸千家の祖・川上不白の建てた千利休の追遠塔。
・明治初年に廃寺になった東海寺塔頭、琳光院から移設。

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