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本光寺/品川問答の碑

・資源No:430
・分類:観る(歴史・史跡)
・地域:品川地区
・住所:南品川4-2-8
・最寄駅:新馬場駅
・電話:03-3474-3543

 ■資源プロフィール

日蓮宗
・室町時代の永徳2年(1382)に、日蓮宗日什門派の派祖である日什が創建。
・以後、各時代の支配者や豪商らの庇護をうけ、江戸時代には天妙国寺、浅草の慶印寺とともに、江戸の日蓮宗日什門派を統括する「江戸触頭三ヶ寺」となる。
・日什は、この寺に葬られている。

品川問答の碑
・寛永19年(1642)、3代将軍徳川家光がこの寺を訪れ、芝・増上寺(港区)の 住職・意伝と、この寺の住職・日啓が、東海寺の沢庵和尚の立会いのもとに、 念仏無間の問答をしたと伝えられる。

月之本為山・句碑
・為山ほ江戸時代末から明治にかけて活躍した俳人で、
「老しらぬものなりうれし秋の月」の句碑が鐘楼脇にある。

○本光寺 三重塔
本堂に向かって左手の墓地内に立派な三重塔が建っている。
本堂にさえぎられ、見落としがちだが、是非拝観していただきたい。

○木造日蓮聖人坐像:<品川区指定文化財・彫刻第22号>
高さ68.5pの像。像内納入文書により、慶長19年(1614)に京都上行寺像として開眼供養されたことが判る。等身大に近い堂々とした肖像彫刻で、量感豊かな体躯、丁寧な唐草の盛上文様等桃山時代の作風が残る江戸時代初期の優品である。

☆墓地に眠る人々
・月之本為山(1804〜1878)。墓地内に丸い自然石の墓がある。
・鶴岡冬陰(?〜1854)。幕末の品川宿本陣の主人で国学者。
・元祖 日本の洋 食を名乗る、筒井家の墓。

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