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品川寺江戸六地蔵、梵鐘 No032/033

・資源No:414
・分類:観る(歴史・史跡)
・地域:品川地区
・住所:南品川3-5-17
・最寄駅:青物横丁駅
・電話:03-3474-3495
・備考:しながわ百景No.032/No.033

 ■資源プロフィール

○銅造地蔵菩薩坐像「江戸六地蔵」(東京都有形文化財 彫刻)
品川寺入口にある巨大な地蔵像。
・宝永5年(1708)に江戸深川の地蔵坊正元が、浄財を集めて、江戸の入口6か所に造立した江戸六地蔵のうちのひとつ。
・他の5カ所は、浅草、新宿、巣鴨、深川(2カ所=うち1体は明治初年に壊され、のち上野に再造)。
・神田の鋳物師太田駿河守正義の作。

梵鐘「洋行帰りの鐘」/ジュネーヴとの交流
・慶応3年(1867)にパリ万国博覧会に出品されたが、日本に返される途中で行方不明となる。のちに、スイス・ジュネーヴのアリアナ博物館にあることがわかり、昭和5年(1930)に返還された。
・これをきっかけに品川区とジュネーヴ市は、平成3年(1991年)友好都市提携を結んだ。

大イチョウ(品川区指定文化財・天然記念物第2号)
・山門のすぐ右脇に大イチョウがある。
・推定樹齢600年、樹高25メートル、幹の周囲5.3メートル。
・この木が落すぎんなんは「厄除け開運ぎんなん」として尊ばれている。

庚申供養塔
・大イチョウの根元に2基ある。
・1基は2メートルもある大きなもので、廷宝8年(1680)に造られた自然石。
・もう1基は高さ76センチメートルで、正面に「庚申堵」の文字とその下に三猿が刻まれている。寛政7年(1795)造立。

○絹本着色仏眼曼陀羅図(東京国立博物館寄託)
・鎌倉時代(1185〜1333)のもので、国指定の重要文化財。

○しながわ百景
・品川寺の江戸六地蔵 #032
・品川寺の梵鐘 #033

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