時宗
室町時代中期の寛正4年(1463)の創建と伝えられる。元は現在の品川小学校校庭付近にあったが、、寛永14年(1637)、東海寺の建立にあたってその用地となったため、末寺・常行寺のあった現在地に移った。
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閻魔堂・本堂左の小ぶりのお堂。
・像高88センチメートルの木造閻魔王坐像が祀られている。
・江戸時代より「南品川のおえんまさま」として信仰を集めた。
・陰暦の正月と7月16日は、地獄の釜のふたが開く日といわれ、
閻魔王に参詣する人で賑わったという。
○長徳寺のイチョウ
・推定樹齢4〜500年、樹高12メートル、幹の周囲3.8メートル。
○紙本着色六道絵 5面<品川区指定文化財・民俗第27号>
・嘉永2年(1849)に寄進されたもの。
・人は死ぬと六道のいずれかに行くとされるが、
その六道のそれぞれの世界を描いている。
○長徳寺文書<品川区指定文化財・古文書第2号>
・14代将軍徳川家茂まで、代々の将軍からの朱印状が残されている。
○閻魔いなり
長徳寺参道入り口にある
和菓子処遠州屋(資源442)で一味唐辛子を稲荷の味付けに使ったいなり寿司を販売している。
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