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荏原神社(えばらじんじゃ)

・資源No:166
・分類:観る(歴史・史跡)
・地域:品川地区
・住所:北品川2-30-28
・最寄駅:新馬場駅
・電話:03-3471-3457

 ■資源プロフィール

■祀り神:たかおかみのかみ
■神格:水神・龍神
■神徳:祈雨・止雨・農業繁栄・夫婦和合など

・古来より雨を司る龍神として崇められた祈雨・止雨の神。また、和泉式部の夫婦仲を取り成すなど、夫婦和合のご利益もある。
・創立は和銅2年(709)往古より貴船社・天王社・貴布禰大明神・品川大明神と称していましたが、明治8年、荏原神社と改称。
『江戸名所図会』で南品川宿の最初に出てくる挿絵は貴船明神社(きふねみょうじんしゃ)(貴布祢社(きふねしゃ))で、現在の荏原
神社です。
・本殿は1844年/江戸時代後期の建築。社殿に掲げる「荏原神社」の扁額は三条実美公の筆。
・平安時代の康平5年(1062)に、源頼義、義家父子が奥州の安倍氏を討とうとした際、府中の大国魂神社と荏原神社に参詣して、品川の海岸で身を清めた逸話が残る。
 このため大国魂神社でほ、5月の祭りの前に、品川沖の海上に出て潮を汲んで持ち帰り、その水で清めるという慣習がある。

「荏原神社文書」「利田家文書」

行事
・荏原神社 例大祭(6月上旬)
・6月初旬の荏原神社例大祭「南の天王祭」通称かっぱ祭りと呼ばれる、江戸時代から続いているこの祭りは“品川天王祭”とも呼ばれ、神輿を海に担ぎ入れて、練り歩くところが特徴。境内では様々な屋台も。

・南品川宿の鎖守で南の天王様と呼ばれる。
・昭和3年(1928)の目黒川の改修工事で川筋が変わり、住所は、北品川となっている。

・酉の市

・東海七福神のうち、恵比須神が祀られている。

・神輿の海中渡御、俗称かっぱ祭りは、江戸の奇祭のひとつとして有名。現在は神社前の目黒川から船でお台場海浜公園へ神輿を運び、海中を渡御して伸面を海に帰す。
・神輿には、牛頭天王(素盞鳴神)の黒い面がつく。

・神社境内の寒緋桜は品川区で一番早く春の訪れを告げる。

○しながわ百景
鎮守橋から新緑の荏原神社を望む #007
荏原神社のかっぱ祭り/6月 #008

http://ebarajinja.org/

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