home 品川宿百科 戻る

問屋場跡(品川宿)

・資源No:1037
・分類:観る(歴史・史跡)
・地域:品川地区
・住所:南品川2-13
・最寄駅:新馬場駅

 ■資源プロフィール

・継立業務等を行う宿場の役所。後に同じ建物内に人馬の荷の重さを検査する貫目改所も設けられた。

・南品川、碑文谷街道と東海道の交差する角元製薬実験社ビルの角に標識がある。
・江戸時代(1866年)の暴動「江戸の打ちこわし」はここから端を発し江戸中を巻き込んだ。ジョージ秋山氏のマンガ「浮浪雲」にその生活の様子が描かれている。

品川宿(しながわしゅく)は東海道五十三次の宿場の一つ。東海道の第1宿であり、中山道の板橋宿、甲州街道の内藤新宿、日光街道、奥州街道の千住宿と並んで江戸四宿と呼ばれた。慶長6年(1601年)に中世以来の港町、品川湊の近くに設置され、北宿、南宿、新宿にわかれていた。場所は現在の東京都品川区内で、京急本線の北品川駅から青物横丁駅周辺にかけて広がっていた。目黒川を境に、それより北が北品川、南が南品川とされた。古典落語の廓噺(居残り佐平治、品川心中等)の舞台となっており、他の宿場がそうであったように岡場所(色町、遊郭、飯盛、旅籠)としても賑わっていたことが伺われる。
Shinagawa Style 2018年Summer 掲載記事より

戻る

Copyright © 2012 Haguregumo.