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御成橋(おなりばし)

・資源No:914
・分類:観る(見処・風景)
・地域:大崎地区
・住所:東五反田2-15-20
・最寄駅:大崎駅

資源プロフィール
・江戸時代 将軍(主に徳川家光)が鷹狩りにきた時(将軍の御成り)、居木橋村の名主がここまで出迎えに来たと言われている。御鷹野橋(みたかのはし)とも名付けられていた。

・目黒川の水質改善とイメージアップを兼ねて、2004年11月に御成橋の下から放水ができるように改装された。
・この水は芝浦水再生センターから下水処理された「再生水」で、毎朝9時から夜9時までの間、1時間毎に10分から30分程度の放水がおこなわれる。
・夜間はライトアップもされ、幻想的な光の彩られた水のカーテンを楽しむことが出来、新たな名所となっている。

◆東五反田二丁目と大崎一丁目の間の目黒川に架けられた橋。別称御鷹野橋ともいう。徳川将軍御成りの由緒を伝えるものである。「大崎町郷土資料」によると、「居木橋松の木と下大崎字袖ヶ崎下との間に架した橋で、享保6年の地図に載せてある。古老の説によると、昔徳川将軍がこの地に鷹狩に御成りの際に橋を架けたところから御鷹野橋と名付けられたという。その後御成り橋と改称されたが、それがいつ頃からか定かでない。維新以後橋は朽廃したが大正7年に新たに改築された。」とある。また同書に将軍が鷹狩に御成りの都度、橋を架けたこともあり、これが橋の名称になったともいわれる。

品川区教育委員会発行「品川区の橋と坂No.13」掲載

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