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居木橋

・資源No:890
・分類:観る(歴史・史跡)
・地域:大崎地区
・住所:大崎・1-15
・最寄駅:大崎駅

資源プロフィール
<地名の由来(公開広場より)>
 現在の環状6号線は、室町時代以前の頃から品川から多摩方面に抜ける主要な街道であったそうです。品川宿から丁度1kmのこのあたりで目黒川を渡りますがこの川辺に風が吹くとゆらゆらと揺れる一本の松の木があったそうです。多摩方面から来た旅人はこの松の木が見えるともう品川宿も近いと思ったことでしょう。そしていつしかこの松の木を人々は「ゆるぎの松」と呼んだそうです。この「ゆるぎの松」が時の流れとともに変化し、しだいに「いるぎ(居木)の松」と呼ばれ、ここにかかる居木橋の名前の由来となったと言われています。当時の旅人に親しまれた「居木の松」も安政年間に暴風雨で倒失したとのことで、場所は定かではありませんが現在の森永橋の付近にあったと伝えられています。

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